【内容】
「歪み真珠」すなわちバロックの名に似つかわしい絢爛で緻密、洗練を極めた圧倒的なイメージを放つ幻想掌篇小説集。
「ゴルゴンゾーラ大王あるいは草の冠」「美神の通過」「美しい背中のアタランテ」「ドロテアの首と銀の皿」など全15篇。
解説:諏訪哲史
収録作品:
ゴルゴンゾーラ大王あるいは草の冠
美神の通過
娼婦たち、人魚でいっぱいの海
美しい背中のアタランテ
マスクとベルガマスク
聖アントワーヌの憂鬱
水源地まで
向日性について
ドロテアの首と銀の皿
影盗みの話
火の発見
アンヌンツィアツィオーネ
夜の宮殿の観光、女王との謁見つき
夜の宮殿と輝くまひるの塔
紫禁城の後宮で、ひとりの女が
【著者について】
1955年、岡山市生まれ。同志社大学文学部国文学科卒業。
75年、「仮面舞踏会」(「SFマガジン」早川書房)でデビュー。
2018年、『飛ぶ孔雀』で泉鏡花文学賞を受賞。
『山尾悠子作品集成』、『ラピスラズリ』、『増補 夢の遠近法』などの著書がある。
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著者:山尾悠子
出版社:筑摩書房
判型:文庫 ・ 並製 ・ カバー
頁数:215ページ
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