【内容】
時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉――
12か月のうちの〈10月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。
四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。
【目次】
町の鑑賞(鏑木清方)
花屋の窓(片山廣子)
十月〔「大和路・信濃路」より一〕(堀辰雄)
孔雀(三島由紀夫)
乖離(高祖保)
馬鈴薯からトマト迄(石川三四郎)
縫いぐるみの熊のための書(アンドレ・マルロー/堀田郷弘訳)
髪の話(魯迅/竹内好訳)
父の消防入り(ブルーノ・シュルツ/工藤幸雄訳)
開いた窓(サキ/中村能三訳)
ある娘の日記から(アントン・チェーホフ/松下裕訳)
落穂拾い(小山清)
ウェイクフィールド(ナサニエル・ホーソーン/酒本雅之訳)
十月のノクタアン(北園克衛)
十月の末(宮沢賢治)
星は北に拱く夜の記(稲垣足穂)
イギリスの秋に寄す(吉田健一)
謎(ウォルター・デ・ラ・メア/柿崎亮訳)
書棚(日夏耿之介)
私の机(岡本綺堂)
文鳥(夏目漱石)
雨の宿(岩本素白)
十月〔「大和路・信濃路」より二〕(堀辰雄)
青頭巾(上田秋成/西崎憲翻案)
跋 遠方の十月(西崎憲)登志
【著者について】
片山廣子
歌人、随筆家、翻訳家。一八七八年生。歌集に「翡翠」、随筆に「燈火節」など。松村みね子名義でのアイルランド文学翻訳や芥川龍之介に影響を与えたことでも知られる。一九五七年没。
三島由紀夫
小説家、劇作家。一九二五年生。小説に「豊饒の海」、戯曲集に「近代能楽集」など。一九七〇年没。
サキ
イギリスの小説家。一八七〇年生。短編の名手として知られ、ブラックユーモアの効いた作風に特徴がある。小説に「レジナルド」「クローヴィス物語」「ウィリアムが来た時」など。一九一六年没。
小山清
小説家。一九一一年生。太宰治に師事し、戦後は北海道の夕張で炭鉱夫として働く。太宰の死後、清廉で素朴な作風の私小説が評価され、作家としての地位を確立する。小説に「落穂拾い」「小さな町」「犬の生活」など。一九六五年没。
宮沢賢治
詩人、童話作家。一八九六年生。詩集に「春と修羅」、童話に「銀河鉄道の夜」など。一九三三年没。
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著者 : 目次参照
出版社 : 国書刊行会 (2025/9/22)
版型 : B6変上製
頁数 : 280ページ
サイズ : 17 x 11.5 x 2.1cm
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