【内容】
再評価が進むマッカラーズの短篇集。奇妙な片思いが連鎖する「悲しき酒場の唄」をはじめ、異質な存在とクィアな欲望が響きあう触発の物語8編を収録。
角野栄子さん「本当ということばを使っていいなら、マッカラーズは本当の作家だ!」
藤野可織さん「これは完璧さが失われることについてのハードボイルドな小説集」
アルコール依存症の妻に対する夫の愛憎を描いた苦みのある佳品「家庭の事情」、思春期の少女が必死に失うまいとする親密さと愛の形を細やかに描いた「そういうことなら」ほか8編を収録。
解説=ハーン小路恭子
【目次】
悲しき酒場の唄
騎手
家庭の事情
木、石、雲
天才少女(ヴンダーキント)
マダム・ジレンスキーとフィンランド国王
渡り者
そういうことなら
【著者について】
カーソン・マッカラーズ[Carson McCullers 1917―67]:1917−67年。アメリカの女流作家。ジョージア州に生まれる。コロンビア大学の創作クラスで学ぶ。最初の長編『心は孤独な狩人』(1940/新潮社刊)でセンセーションを巻き起こした。その後は、『黄金の眼に映るもの』(1941)、『結婚式のメンバー』(1946)を執筆。
ハーン小路恭子(はーん・しょうじ・きょうこ):1975年生まれ。専修大学国際コミュニケーション学部教授。米文学者。著書に『アメリカン・クライシス』(松柏社)、訳書にレベッカ・ソルニット『説教したがる男たち』(左右社)などがある。
西田実(にしだ・みのる):1916−2006年。米文学者。東京外国語大学教授。主な訳書に『ハックルベリー・フィンの冒険』(マーク・トウェイン、岩波文庫)がある。
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著者 : カーソン・マッカラーズ
翻訳 : ハーン小路恭子/西田実
出版社 : 筑摩書房 (2023/5/12)
版型 : 文庫判
頁数 : 272ページ
サイズ : 14.8 x 10.5 x 1.1cm
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