【内容】
気まぐれで不可思議で魅力的な生き物に、夢と現実のあわいへ導かれる――。豪華な執筆陣による猫にまつわる幻想的な作品全一三篇を収録。〈解説〉福永 信
ゴロッと仰向けに寝転んで、猫を顔の上へあげて来る。二本の前足を掴んで来て、柔らかいその蹠を、一つずつ私の眼蓋にあてがう――。豪華な執筆陣による猫にまつわる小説集に、文庫版では内田百�痢屮優灰蹈泪鵐船轡坤燹廚鯀�補。気まぐれで不可思議で魅力的な生き物に、夢と現実のあわいへ導かれる全一三篇。〈解説〉福永信
【目次】
「愛撫」 梶井基次郎
「恋人同士」 倉橋由美子
「海のスフィンクス」 金井美恵子
「ネコ」 星新一
「猫の事務所」 宮沢賢治
「猫貸し屋」 別役実
「猫の首」 小松左京
「お富の貞操」 芥川龍之介
「ドリス」 谷崎潤一郎
「猫」 吉田知子
「猫町」 萩原朔太郎
「猫踏んじゃった」 吉行淳之介
「ネコロマンチシズム」 内田百��
解説 福永信
【著者について】
吉行淳之介
大正十三年(一九二四)、岡山市に生まれ、二歳のとき東京に移る。麻布中学から旧制静岡高校に入学。昭和十九年(一九四四)九月、岡山連隊に入営するが気管支喘息のため四日で帰郷。二十年東大英文科に入学。大学時代より「新思潮」「世代」等の同人となり小説を書く。大学を中退してしばらく「モダン日本」の記者となる。 二十九年に「驟雨」で第三十一回芥川賞を受賞。四十五年には『暗室』で第六回谷崎潤一郎賞を受賞する。主な作品に『娼婦の部屋』『砂の上の植物群』『星と月は天の穴』『夕暮まで』など。平成六年(一九九四)死去。
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著者 : 上記参照
編者 : 吉行淳之介
出版社:中央公論社
頁数 : 264ページ
版型 : 文庫判
サイズ : 15.1 x 10.6 x 1.1cm
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