【愛蔵版 絵のない絵本】ハンス・クリスチャン・アンデルセン(著), 松村真依子(イラスト), 大畑末吉(翻訳)

型番 cbje146
販売価格 2,640円(内税)
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【内容】
あこがれも、愛も、かなしみも、月はぜんぶ知っている———

「この世界の生活は、月にとっては一つのおとぎ話にすぎません」 ひとりぼっちの若い絵かきのもとへ、夜ごと友だちの月が訪れて、空から見たことを聞かせます。月のまなざしが照らしだすのは、悲哀に満ちた地上の人びとの風景。旅を愛したアンデルセンの詩情あふれる名作を、絵本作家・松村真依子の柔らかな水彩絵で贈ります。

【出版社からのコメント】
「旅することは生きること」と語ったデンマーク生まれの作家アンデルセン。名作『絵のない絵本』は、彼自身の旅の記憶と空想が幾重にも織りなされた、類いまれな物語です。主人公は空を渡る月。その視線の先にあるのは、幼い子や老女、詩人、喜劇役者、囚人、力尽きつつある白鳥……。月は彼らに共感するように優しく光をあて、切なき胸の内を代弁するが如く、若い絵かきに様子を物語ります。
情に厚く好奇心旺盛な月、月の訪れを待つ孤独な絵かき。芸術家アンデルセンは月であり、またこの若者であったのでしょうか。作家自身、月に心をはげまされた地上の一人だったのかもしれません。
本作品は長く岩波文庫で愛されてきました。大畑末吉氏のあたたかく美しい名訳が胸を打ちます。絵本作家の松村真依子さんは、アンデルセンという人物に心を寄せながら一筆ずつ想いを込めて、全33夜を見事に描きだしてくださいました。この愛蔵版をきっかけに、若いひとたちにこの美しい物語と出会ってもらえたら、そして夜空に浮かぶ月をいっそう愛おしく感じてもらえたら、うれしく思います。

【著者について】
ハンス・クリスチャン・アンデルセン 1805-1875
デンマークの作家。デンマークのオーデンセという町で、貧しい靴職人の子として生まれた。文学好きの父と迷信深い母との間で育ったが、11歳のとき父を失った。15歳のとき、俳優を志してコペンハーゲンに出たが、貧窮をきわめ挫折。その後、大学で学ぶ幸運に恵まれ、30歳のとき『即興詩人』によって文名を確立した。同年、最初の童話集を出版し、以後150編あまりの童話を書きつづけた。

大畑末吉 1901-1978
ドイツ文学者、翻訳家。1931-32年ドイツ留学後、立教大学、一橋大学、早稲田大学の教授を歴任。独学でデンマーク語を身につけ、アンデルセンの著作を日本ではじめて原典から翻訳した。『アンデルセン童話集』(全10巻)『即興詩人』『アンデルセン自伝』(以上、岩波文庫)、『アンデルセン童話集1-3』(岩波少年文庫)など、訳書多数。

松村真依子 1985-
画家、絵本作家。奈良生まれ。京都精華大学でヴィジュアルデザインを専攻。2009年ボローニャ国際絵本原画展入選。出版物に『あなたはせかいのこども』(ほるぷ出版)『わたしはしらない』(えほんやるすばんばんするかいしゃ)など、私家版の絵本に『まどのむこうには』『わたしのたからばこ』『はじまるはじまり』など。娘二人を育てながら、絵を描く。

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著者:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
イラスト:松村真依子
翻訳 : 大畑末吉
出版社 : 岩波書店
ページ数 : 230ページ
版型 : A5変型判 ハードカバー函入り
サイズ : 17.4 x 14.8 x 2.2 cm

※発送方法:このサイズはクリックポスト(200円)で発送可能です。
他にもご注文の際は佐川急便やおまかせ便をお選びください。

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