【絶望図書館: 立ち直れそうもないとき、心に寄り添ってくれる12の物語 (ちくま文庫)】頭木 弘樹(編集)

Category : BOOKS(本・絵本・漫画・ZINE) , 文学・詩


【内容】
絶望図書館 ご利用案内

この図書館は、
「絶望的な物語」を集めてあるわけではありません。
「絶望から立ち直るための物語」を集めてあるわけでもありません。

絶望して、まだ当分、立ち直れそうもないとき、その長い「絶望の期間」をいかにして過ごすか?
そういうときに、ぜひふらりと館内に入ってきてみていただきたいのです。
ここには世界中からさまざまなジャンルの物語が集めてあります。
児童文学、SF、ミステリー、エッセイ、口承文学、現代文学、日本文学、海外文学、マンガ……。
古今東西から、これぞという作品を選りすぐってあります。
絶望的な話もあれば、笑える話もありますし、せつない話、とんでもない話、どきりとする話など、さまざまです。
しかし、どれもすべて、絶望した気持ちに寄りそってくれるものばかりです。
今の気持ちにぴったりな、心にしみる物語がきっと見つかるはず。

絶望したときの気持ちは、誰にもわかってもらえないもの。
でも、文学だけは、わかってくれることがあります。
また、今の自分だけがこの作品を本当に理解できると思えることがあるものです。
そういう物語との出会いは、
それで何か解決されるわけではないのですが、
しかしそれでも、命綱となることがあります。

こういう図書館が世の中にひとつくらいあってもいいのではないでしょうか。

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第1閲覧室
「人がこわい」
おとうさんがいっぱい(三田村信行)
最悪の接触(筒井康隆)
車中のバナナ(山田太一))

第2閲覧室
「運命が受け入れられない」
瞳の奥の殺人(ウィリアム・アイリッシュ)
漁師と魔神との物語(『千一夜物語』より)
鞄(安部公房)
虫の話(李清俊))

第3閲覧室
「家族に耐えられない」
心中(川端康成)
すてきな他人(シャーリィ・ジャクスン)
何ごとも前ぶれなしには起こらない(キャサリン・マンスフィールド))

第4閲覧室
「よるべなくてせつない」
ぼくは帰ってきた(フランツ・カフカ)
ハッスルピノコ(『ブラック・ジャック』より)(手塚治虫)

閉架書庫 番外編―入れられなかった幻の絶望短編


【著者について】
頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)
文学紹介者。筑波大学卒業。
大学三年の二十歳のときに難病になり、十三年間の闘病生活を送る。そのときにカフカの言葉が救いとなった経験から、『絶望名人カフカの人生論』(飛鳥新社/新潮文庫)を編訳。
その他の編訳書に『希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話』(飛鳥新社)。
監修書に『マンガで読む 絶望名人カフカの人生論』平松昭子(飛鳥新社)。
著書に『絶望読書──苦悩の時期、私を救った本』(飛鳥新社)『カフカはなぜ自殺しなかったのか?』(春秋社)がある。
NHK「ラジオ深夜便」の「絶望名言」のコーナーに出演中。



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著者(編集):頭木 弘樹
出版社:筑摩書房
判型:文庫 ・ 並製 ・ カバー
頁数:368ページ
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型番 cbbs061
販売価格

924円(内税)

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