再入荷(2024.7.2)
【内容】
感受性を全開にして読んでもらえば、おのずから分かる――。
ブラックユーモア、思いがけない結末、現実を溶かしていく夢の世界。短篇の名手による、研ぎ澄まされたミクロコスモス。一九六一年の「肥った客」から八二年の「夢の車輪」連作まで、掌篇五十篇を年代順に初集成。文庫オリジナル。
〈解説〉荒川洋治
【目次】
肥った客
眼鏡の女
西瓜を持つ女
追跡者
食卓の光景
目覚時計
試験
それは誰
歯
その魚
花畠
紺色の実
蠅
古い家屋
楽隊の音
一見猥本風
暗い道
待つ女
小石
薬
壁
鞄の中身
三人の警官
パーティー
あいびき
片方の靴
満月
扉のむこう
蛾
鮭ぞうすい製造法
雨傘
死んだ兵隊さん
手術
サンタクロース
粘土合戦
百の唇
卵
コーヒーをどうぞ
途中の家
光の帯
白と黒
台所の騒ぎ
灰神楽
赤い崖
鏡の裏
笑う魚
秩父へ
影との距離
謎
夢の車輪
【著者プロフィール】
吉行淳之介
大正十三年(一九二四)、岡山市に生まれ、二歳のとき東京に移る。麻布中学から旧制静岡高校に入学。昭和十九年(一九四四)九月、岡山連隊に入営するが気管支喘息のため四日で帰郷。二十年東大英文科に入学。大学時代より「新思潮」「世代」等の同人となり小説を書く。大学を中退してしばらく「モダン日本」の記者となる。 二十九年に「驟雨」で第三十一回芥川賞を受賞。四十五年には『暗室』で第六回谷崎潤一郎賞を受賞する。主な作品に『娼婦の部屋』『砂の上の植物群』『星と月は天の穴』『夕暮まで』など。平成六年(一九九四)死去。
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著者 : 吉行淳之介
出版社 : 中央公論新社 (2024/2/22)
頁数 : 376ページ
判型 : 文庫判
サイズ : 15.1 x 10.5 × 2cm
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