【キャラメル工場から─佐多稲子傑作短篇集 (ちくま文庫)】佐多稲子(著), 佐久間文子(編集)

型番 cbbs406
販売価格 968円(内税)
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【内容】
戦争、労働、地下活動、女ともだち。
昭和を駆け抜けた作家、最良の16篇。

少女工員の労働の日々を描いたデビュー作「キャラメル工場から」、非合法の地下政治活動での女性の心の傷を描く「疵あと」、女ともだちとの数十年ぶりの再会と過去の事件を描く「時に佇つ その五」……労働、地下活動、戦争、東京や長崎の町、懐かしい友人たちについて自らの経験をもとに書き続けた「短篇の名手」佐多稲子。その最良の作品を収録した文庫オリジナルの短篇選集。

誇りと悲しみ、疼きと迷い。
全部、佐多稲子が書いてくれていた。
――斎藤真理子(翻訳者)

悲しみに泣いていても、主人公は誰かが閉め忘れた水道の蛇口の栓を無意識に閉めにいく。
佐多稲子もまた、そうやって生きてきた。――佐久間文子(「編者あとがき」より)


【目次】
キャラメル工場から
怒り
プロレタリア女優
牡丹のある家
橋にかかる夢(『私の東京地図』より)
「女作者」
虚偽
薄曇りの秋の日
狭い庭
乾いた風
色のない画

かげ
疵あと
時に佇つ その五
こころ
編者解説


【著者プロフィール】
佐多 稲子(さた・いねこ):小説家。1904年、長崎県生まれ。15年、一家をあげて上京。その後、キャラメル工場、料理屋、日本橋丸善、カフェーなどで働く。28年、第一作「キャラメル工場から」を発表。その後、労働、共産党の地下活動、戦争、夫婦や家族などについて、自らの経験などに基づき数多くの作品を発表した。著書に『私の東京地図』、『樹影』(野間文芸賞)、『時に佇つ』(川端康成文学賞)、『夏の栞』(毎日芸術賞)〔以上、講談社文芸文庫〕などがある。98年没。

佐久間 文子(さくま・あやこ):文芸ジャーナリスト。1964年、大阪府生まれ。朝日新聞記者を経て、現在フリーランス。著書に『「文藝」戦後文学史』(河出書房新社)、『ツボちゃんの話──夫・坪内祐三』(新潮社)がある。「美しい人 佐多稲子の昭和」を芸術新聞社ウェブサイトにて連載。

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著者 : 佐多稲子
編集 : 佐久間文子
出版社 : 筑摩書房 (2024/3/11)
頁数 : 288ページ
判型 :文庫判
サイズ : 14.8 x 10.5 × 1.1cm
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