【世界の起源の泉 (詩集)】(栞文付き) 岡和田晃 (著)

型番 cbbs490
販売価格 2,200円(内税)

SOLD OUT
【内容】
もとより名ざしえない者、もはや相まみえることはないであろう私たちの夢……。
文芸評論家・岡和田晃の第二詩集。茨城文学賞を受けた第一詩集『掠れた曙光』(幻視社/書苑新社、2019)以降、2020年1月から2024年4月までに書かれた形而上詩とプロレタリア詩、計52編を一挙に収録。
近現代の文学に随伴し、現代音楽にも通じる技巧性の確保、あるいは「呪いの解放」(睡蓮みどり)に加えて――現場感覚を保持しながら――猖獗を極めるアイヌ民族の否定やガザでの虐殺といった事態への抵抗が目論まれている。
「壘」(主宰・荒巻義雄)、「白亜紀」(主宰・武子和幸)、「潮流詩派」(主宰・麻生直子)といった詩誌に発表された作品や、「現代詩手帖」(思潮社)や「ナイトランド・クォータリー」(アトリエサード)といった商業文芸誌、さらには「早稲田学報」、「茨城の文化」、『詩の檻はない』といった、地域や海外等との連帯を目した媒体に発表された詩群を集成している。

「ここに収められた詩の言葉は、あまりにも鮮やか過ぎて、天から降るものの触覚的なイマージュをも呼び起こしました。静かに皮膚をざわつかせるにわか雨、痛みを覚えるほど叩きつける雹、皮膚に冷たく燃えるような痕を残す雪、水との境界を見失いそうな驟雨、光を閉じ込めた雫が甘くかすめる天気雨......。言葉は小さな欠片としての美しさと、寄り集まって集合体として見せる圧倒的なものの両方を突き付けてきます。読み返す度に立ち上がる絵画的、音楽的な印象を惜しむように味わうことができました」
――石沢麻依

「現代詩から「!」が喪われ、それとともに怒りの感情が表象されなくなって久しい時間が過ぎました。この詩集はそれを復活させたことに意義があると思います」
――四方田犬彦

【著者について】
岡和田晃(おかわだ・あきら)
1981年、北海道生まれ。現代詩作家・文芸評論家、東海大学講師。日本ペンクラブ・日本詩人クラブほか会員。
詩集に『掠れた曙光』(幻視社/書苑新社、2019、茨城文学賞)。文芸誌「ナイトランド・クォータリー」(アトリエサード)編集長をつとめ、自らも英語圏の幻想文学を翻訳する。その他、『メイキング・オブ・アサシン クリード 15年の軌跡』(共訳、グラフィック社、2023)ほか翻訳作品多数。「SF Prologue Wave」編集委員としても、数々の企画をプロデュース。
評論書に『「世界内戦」とわずかな希望 伊藤計劃・SF・現代文学』(アトリエサード、2013、日本SF評論賞優秀賞受賞論文を含む)、『向井豊昭の闘争 異種混交性(ハイブリディティ)の世界文学』(未來社、2014)、『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷 SF・幻想文学・ゲーム論集』(アトリエサード、2017)、『反ヘイト・反新自由主義の批評精神 いま読まれるべき〈文学〉とは何か』(寿郎社、2018、北海道新聞文学賞佳作の改題)、『幻想と怪奇の英文学 変幻自在編』(共著、春風社、2020)、『創元SF文庫総解説』(共著、東京創元社、2023、星雲賞)ほか。

装丁・DTP:山川夜高

***************
著者 : 岡和田晃
出版社 : SF ユースティティア( 第2刷2024/10/21)
版型 : 四六判並製(ペーパーバック)
頁数 : 260ページ
サイズ : 18.8 x 12.8 x 1.65cm
***************

※こちらの商品はクリックポスト(200円)で発送可能です。
※他にもご注文がある方はレターパックプラスや佐川急便をお選びください。

Your recent history

Recommended

Mobile