【内容】
桜の森の満開の下は怖ろしい。妖しいばかりに美しい残酷な女は掻き消えて花びらとなり、冷たい虚空がはりつめているばかり―。
女性とは何者か。肉体と魂。男と女。安吾にとってそれを問い続けることは自分を凝視することに他ならなかった。
淫蕩、可憐、遊び、退屈、…。すべてはただ「悲しみ」へと収斂していく。
【収録作品】
風博士
傲慢な眼
姦淫に寄す
不可解な失恋に就て
南風譜
白痴
女体
恋をしに行く
戦争と一人の女
戦争と一人の女 続
桜の森の満開の下
青鬼の褌を洗う女
アンゴウ
夜長姫と耳男
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著者:坂口安吾
出版社:岩波書店
判型:文庫版
梱包サイズ:
頁数:401ページ
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