【内容】
写生は総て枕に頭つけたままやる者と思へ
写生は多くモルヒネを飲みて後やる者と思へ
正岡子規(『草花帖』より)
子規の絵は味わいある描きぶりの奥に気魄が宿る。子規にとって絵を描くことは病床の慰めや楽しみ以上の、生きるよすがであった。最晩年の三か月に描き、『果物帖』『草花帖』『玩具帖』と題してまとめられた画帖をオールカラーで収録。漱石、鼠骨ら、子規の絵をめぐる文章を併載する。
【目次】
第一部 子規のスケッチ帖
『菓物帖』/『草花帖』/『玩具帖』
第二部 子規の絵画観
「明治二十九年の俳句界」より/画/『病牀六尺』より
第三部 子規の絵をめぐって
寒川鼠骨「子規居士の絵――「菓物帖と草花帖」」/寒川鼠骨「解説と回顧」/下村為山「子規氏の絵」/夏目漱石「子規の画」
解題 『玩具帖』について(平岡瑛二)
編者解説(復本一郎)
【著者について】
復本一郎(ふくもといちろう)
1943年生まれ.神奈川大学名誉教授.国文学者.編著書に『正岡子規 わが心世にしのこらば』(岩波書店),『正岡子規 人生のことば』(岩波新書),『正岡子規ベースボール文集』(岩波文庫)などがある.
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著者 : 復本一郎
出版社 : 岩波書店 (2024/5/17)
版型 : 文庫判
頁数 : 204ページ
サイズ : 14.8 x 10.5 x 0.84cm
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