【内容】
まぶたを縫い合わせた時点で手順を忘れた二人を描くB・エヴンソン「ヘベはジャリを殺す」。
二の腕の紋章のようなものの記憶をめぐるA・カヴァン「あざ」。
その他、J・C・オーツ、K・カルファスなど短篇の名手たちによる12の物語。
妄想、悪夢、恐怖、幻想、不安など、岸本佐和子が編む短篇アンソロジー。
【収録作】
ブライアン・エヴンソン「へべはジャリを殺す」
ルイス・アルベルト・ウレア「チャメトラ」
アンナ・カヴァン「あざ」
ポール・グレノン「どう眠った?」
ブライアン・エヴンソン「父、まばたきのせず」
リッキー・デュコーネイ「分身」
ダニエル・オロズコ「オリエンテーション」
ルイス・ロビンソン「潜水夫(ダイバー)」
ジョイス・キャロル・オーツ「やあ!やってるかい!」
レイ・ヴクサヴィッチ「ささやき」
ステイシー・レヴィーン「ケーキ」
ケン・カルファス「喜びと哀愁の野球トリビア・クイズ」
【著者について】
[岸本佐知子]
翻訳家。訳書にS・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』、L・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』、
M・ジュライ『いちばんここに似合う人』、L・ベルリン『掃除婦のための手引き書』など。
[ブライアン・エヴンソン]
1966年生まれ。現代アメリカを代表する作家の一人。ブラウン大学文芸科教授。
邦訳に、『遁走状態』(新潮クレスト・ブックス)などがある。
[アンナ・カヴァン]
1901年フランス生まれ。不安と幻想に満ちた作品を数多く遺した英語作家。
邦訳に、『氷』(ちくま文庫)、『アサイラム・ピース』(国書刊行会)などがある。
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著者 : ブライアン・エヴンソン/ルイス・アルベルト・ウレア/アンナ・カヴァン/ブライアン・エヴンソン/リッキー・デュコーネイ/ダニエル・オロズコ/ルイス・ロビンソン/ジョイス・キャロル・オーツ/レイ・ヴクサヴィッチ/ステイシー・レヴィーン
編訳 : 岸本佐知子
出版社:河出書房新社
頁数:200ページ
梱包サイズ : 15.1 x 10.5 x 0.9 cm
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